四十九日の法要と納骨のため浜松へ行って来た。
早朝に以前と同じ富士川SAに着くと、ちょうど日の出のタイミングだった。
まず実家でお経をあげ、そのあと納骨のため墓地へ移動した。
その移動のクルマのなかで骨壷の入った箱をギュッと抱きしめた。
僕の手で納骨したけど、あの暗くて狭いところへ入れるのはなんとも言えない気分になった。
そのあとお寺へ移動してお経をあげて終了となった。
いったん実家へ戻って食事をして、夜自宅へ帰る前にもう一度ひとりで墓地へ寄った。
なんだか、本当に手の届かないところへ行ってしまったような気がした。
隣で微笑み合っていたあの時間の方こそが夢だったのではないかと…。
・・・
逢いたいよ…。
ずっと愛してるよ。
澄月妙恵尼菴主
