これからももっと生きていたかっただろう。
やりたいこともたくさんあっただろう。
でも、今はもうどこにもいない。
地球上どこにも、宇宙の中のどこにも。
もう永遠に逢えない。
来年も、10年後も、50年後も、その先も。
そんなことを考えるてとアタマがおかしくなりそうだ。
ついこの前までは微笑みながらこの腕の中にいたのに。
確かにここにいたのに。
写真の中では今もこんなに笑顔なのに。
今はなんにもやる気がおきず、ずっと眠ってばかりいる。
もういっそこのまま目が覚めなければラクなのに。
最近は少しずつ実感がわいてきて、逢えない時間が長くなるにつれて哀しみは増すばかり。
これから先ずっとこんな気持ちのまま過ごさなければならないのはあまりにもつらい。
お互いにそんなに細かいことを話し合ったりしなくても、ただ自然体で接するだけで驚くほど息が合った。
他の誰とも違って、僕にとってかけがえのない唯一無二の特別な人だった。
本当に堪え難い。
もう、なにもかもいやだ。
逢いたい。
声が聴きたい。
